私たち堂々と振るまわなきゃ

私たち堂々と振るまわなきゃ

 

「みんなに溶け込み、目立つな。結局そういうことね」

チャーリーの慰めにローラは自嘲します。

子供の頃、女装して父親から勘当されたことを打ち明け、

「巨漢の黒人ボクサーなら有望株ってわけ。でも巨漢の黒人が

ドレスを着ると疎ましさしかない」

「でも私たち、堂々と振る舞わなきゃ」

このセリフ、覚えておいてください。

ローラの単位はあくまで「私たち」です。ローラはチャーリーを

ともに困難を切り開いていく盟友と信じています。

 

(「 キンキーブーツ 」 )

 

bn_charm