プライス社の靴は一生ものだぞ

プライス社の靴は一生ものだぞ

 

在庫の靴を原価で売りさばこうと、チャーリーは同業者を訪ねます。

そこで見たのは10ヶ月も持たない靴。

「そうだよ。好都合だろ」

「プライス社(チャーリーの会社)の靴は一生ものだぞ」

でも算盤を弾くと、10ヶ月で新しい靴に買い替えてくれる方が「好都合」、

チャーリーの父が、そのまた父が、そのまた父が作ってきた靴は

世の中から忘れられていくのか。

チャーリーは意気消沈して夜のロンドンを歩きます。

与太者が暗がりで誰かに言いがかりをつけている。

腕に全然覚えのないチャーリーですが、

「おい、よせよ」止めに入ったばかりにボコボコにやられる。

 

(「 キンキーブーツ 」 )

 

bn_charm