誘っておいて謝る女は嫌い

誘っておいて謝る女は嫌い

 

車を発進させる寸前、ヴァイオレットが助手席に滑り込む。

もう会わないほうがいい、とコーキー。

「謝りたいの」とヴァイオレット。

「誘っておいて謝る女は嫌い」だとコーキー。

ヴァイオレットのセリフがふるっています。

「謝るのは誘ったことじゃないの。誘っておいて何もしなかったことなの」

どっちもホンネで生きている。

この映画はウォシャウスキーの、マイノリティへの全面エールが

ヒロインふたりをとても魅力的にしています。

 

(「バウンド」 )

 

bn_charm