こわいの、母の夢を見るたび…
ハバナがセラピーにかかっています。スタッフォード博士がハバナの
背中をもみあげ、リラックスさせる独特のマッサージを施す。
「夢がリアルでこわいの。私、入院するの?」
「トラウマ生存者の典型例だよ」
「私、多重人格?」
「違うし、ちゃんと対処できる」
「忌々しい。母の望みは何?」
「君がいやな過去を客観視したのが不服なんだ」
ハバナは挑むように「母の好きにはさせない!」
「子供の自分を思い描け。褒め称えろ!」と博士は大声で鼓舞する。
いいんですかね、こんな治療で。素人目で見ていても、
あんまり効き目なさそうなのだけど。