「惹かれたのね」「やめて」

「惹かれたのね」「やめて」

 

クリステン・スチュアートの登場です。

24時間マリアと起居を共にする秘書ヴァル。

マリアはゲイではないと表明しているけど、ヴァルに関しては

微妙です。ヴァルは、マリアの心の中を全て読み取る。

メフィストフェレスのごとく魔的ですらあります。

ヴァルはマリアの過去の情事を聞きたがる。

「マローヤの蛇」の原作者ヴィルヘルムと寝たに違いない…

「ヴィルヘルムに惹かれたと思うけど」「そうかも」

「惹かれたのね」念をおす。マリア「やめて」

「つまり恋してたのね」聞きたがるヴァルに

「自分に都合のいいように覚えているだけかも」

そう否定されてヴァルは、安心したみたいに追及をやめます。

ヴァルはマリアが好きだからヘレナがよくわかる。

ヴァルは確信しています。マリアが思っているような

弱い愛でヘレナはシグリッドを愛したのではないと。

 

 

(「アクトレス~女たちの舞台~」)

 

 

bn_charm