無反応です。何もでない

無反応です。何もでない

肉屋と争ったハンニバルが殺害の容疑者として警察に連れて行かれた。

無表情に容疑を否定する。嘘発見器が使われ、ハンニバルは「はい」と

「いいえ」で返事する。全て質問が終わったが、微弱の乱れもない。

「無反応です。何もでない」

ムラサキが迎えに来る。彼女を見たハンニバルが微笑する。

彼女を愛していることがすぐにわかる笑顔です。

完璧なセルフコントロールで自己抑制するハンニバルが、こぼれるように見せる笑み。これがキレイなのよね〜。

 

(「ハンニバル・ライジング」)