非礼にはけじめが必要です

非礼にはけじめが必要です

ハンニバルの真骨頂とも言えるセリフ。

ムラサキを侮辱した肉屋の腹をハンニバルは日本刀で真一文字に割く。

帰宅したハンニバルに血の匂い。ムラサキはまがまがしい事実を察する。

なぜ殺したのかと詰問するムラサキにいうのが上のセリフ。

ハンニバルは非常に礼儀作法にやかましい青年です。

まして愛するムラサキに対する無礼など殺しても飽き足らぬ。

物静かな笑みを浮かべる青年に、ムラサキは日毎に危惧を募らせます。

 

(「ハンニバル・ライジング」)