Diversity Studies

同性パートナーシップ 渋谷区と世田谷区の違いは?

条例か、要綱か 大きな違いは、渋谷区の同性パートナーシップ制度は「条例」であり、世田谷区の同性パートナーシップは「要綱」であることです。「条例」は法令の1つであり、議会の議決を経て決定される、みんなが守るべき“ルール”です。それに対して「要綱」は、首長(この場合は世田谷区長)の権限で策定された、不公平なく事務処理...

「なぜ小説を書く?」「復讐だよ」

〜大理石のようなジョニデのお尻がみたいとき〜

  「なぜ小説を書く?」「復讐だよ」 主人公の作家にバビエル・バルデム。受刑者たちの慰安会が月に1度開かれ、刑務所はクラブに早変わり。花型マリリン・モンローに扮するのがジョニー・デップです。ひげの剃り跡も清々しく、形のいい大理石のようなお尻にギリギリ食い込んだ白い小さなパンティ。 彼の特技は...

女の “いい人” はセクシーじゃない

〜女が女の魅力を言いたいとき〜

「女の “いい人” はセクシーじゃない」 ペネロペ・クルスが地獄の使者のアバズレ女、ビクトリア・アブリルが天国の使者<いい人>です。地上に降りた彼女らの使命は敵対関係にある。 ペネロペはビクトリアが好き。でも堅物のビクトリアはペネロペの熱い視線になかなか応えない。半分ヤケクソのこのセリフ。 「女はワルでないと...

同性カップル証明書、世田谷区でも

この動きが全国に広がることを願って…   東京・世田谷区では、同性カップルから「パートナーシップ宣誓書」を受け付けて区がそれを証明する受領証を発行する要綱を定め、11月5日、初めて受領証が交付されました。 宣誓書は二人とも20歳以上で、区内に住むか、一方が区内に住み、他方が区内への転入を予定...

「ありがとう」「わたしこそ」…

〜うまくいえないけど心からの感謝を伝えたいとき〜

「ありがとう」「わたしこそ」 「ありがとう」が検事補のキャサリン(ケリー・マクギリス) 「わたしこそ」がレイプ被害者のサラ(ジョディ・フォスター) 検察さえ見放した裁判に孤軍奮闘したキャサリンを、サラは「うらない」にかこつけベタホメします。大統領になれるとまでいわれたキャサリンが「ありがとう」、ほんと...

これからはその方面を究めたい…

〜なんとなく詩的なセリフを声に出していいたいとき〜

  「これからはその方面を究めたい」 72歳でゲイ宣言をしたパパ(クリストファー・プラマー)。 息子オリヴァー(ユアン・マクレガー)のとまどいを尻目に、恋人と、あるいはゲイ友だちと、残りの人生をこころおきなく暮らす。それにひきかえ息子は毎日、屈託の不幸顔。  パパは息子のウダウダした性格を...

ケレルは海の上を歩く黙示録の天使…

〜なんとなく詩的なセリフを声に出していいたいとき〜

  「ケレルは海の上を歩く黙示録の天使」 意味? わかりません(笑)。ケレルの上官、フランコ・ネロだって、深く考えて言ったのではないようなのだけど。ヨハネ黙示録で、ラッパを吹いている天使のことじゃない? ケレルとは主人公の男性の名前。男同士の熱い視線が放射能ビームのように行き交います。 あん...

LGBTの結婚を応援! 『マイナビウエディングサロン』で業界初の研修

LGBTカップルも「ふたりらしい結婚式を」 株式会社マイナビが運営する、結婚式場探しのための無料相談カウンター『マイナビウエディングサロン』では、全店舗で業界初となる「LGBTウエディングコンシェルジュ研修」を実施しました。 セクシュアリティが障壁となり結婚式を諦めるLGBTカップルが多い現状を受け、「すべ...

ゲイ・エッセイ集『オトコに恋するオトコたち』、『薔薇族』編集長がぶっちゃける

ゲイエッセイ集で、今まで語られなかったゲイ・ワールドに迫る   11月10日、株式会社リットーミュージックが今年5月にスタートさせた新レーベル“立東舎”より、ゲイエッセイ集『オトコに恋するオトコたち 誰も教えてくれなかったセクシュアル・マイノリティの世界』(1,296円(本体1,200円+税)/四...