Diversity Studies

私にどうしろと!

〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」(19)〜

  私にどうしろと!   「彼の仲間は笑いながら見ていました」 「つらいわね。でも彼女は酔っていた」 「酔っていたのが悪い?」 静かに食い下がるキャス。 「私にどうしろと! (形相が変わる) 告発のたび、前途有望な青年の人生をつぶせと?」 あら、前途...

稀な事情で退学しました

〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」(17)〜

  稀な事情で退学しました   ウォーカー学部長室。 「もう一度大学に戻りたいとか?」 ウォーカー学部長がキャスに訊く。 「稀な事情で退学しました。ニーナ・フィッシャー事件、 お忘れですか? アル・モンローは覚えています?」 「もちろん。帰国してうちの大学...

ミュージックビデオの撮影なの

〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」(16)〜

  ミュージックビデオの撮影なの   キャスはフォレスト医科大の前に車を停めている。 一人の女子大生に、どこそこの場所を知らないかと声をかけた。 「ミュージックビデオの撮影があるの。 メーク担当なのよ。初めてのグループなの」 「私も急いでいるから」迷惑そうなその...

あの女よ。25号室。

〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」(15)〜

  あの女よ。25号室。   「私が大学を辞めた理由を話すわ。あの事件を覚えている?」 マディソンの顔が一挙に曇り 「ぼんやりと、だけで」歯切れ悪く答える。 「考えたことない? もし今、友だちがあなたの家に来て ひどいことが起きたと言ったら、なんていう? ...

あなたの人生は全て成功する

〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」(14)〜

  あなたの人生は全て成功する   キャスはマディソンと会いました。 シャンパンで乾杯。「昼間酔うのは何年ぶりかしら」 マンディは上機嫌です。 日頃、子育てに追われている主婦の立場では無理ありません。 「大学ではフェミニストがモテる。 でも男の好みはみな同...

医大の連中で今でも友達は?

〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」(13)〜

  医大の連中で今でも友達は?   「医大の連中で今でも友達は?」 キャスの情報のないライアンは聴きたがります。 「いない。ひとりも」 この辺りでおかしいと気づくべきかもしれませんが、 彼は順調に小児科医となった苦労知らずで、 あんまり頭が回りません。 ...

医大の勉強、なぜイヤに?

〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」(12)〜

  医大の勉強、なぜイヤに?   ライアンが週末のランチ・デートに誘った。 「医大の勉強、なぜイヤに?」と辞めた理由を聞きたそう。 「他のことがしたくて」当たり障りのない答えを聞かせる。 「君は水際だって優秀だった。能力も知識も抜群で。 誰よりも頭がよく、立派な...

あのさ、私はちっとも望んでない

〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」(11)〜

  あのさ、私はちっとも望んでない   やかましく言われるのに、 なぜ家を出ていかないのかというゲイルの問いに 「あのさ、私はちっとも望んでない」 キャス言うには 「彼氏、ヨガ、家、子供、仕事、欲しけりゃ手にしてる。 欲しくないの」 「でも何か望みが...
足立区が『LGBTを知る本』を発行

足立区が『LGBTを知る本』を発行

プライド月間の6月に読みたい冊子『LGBTを知る本』を、足立区が発行。LGBT当事者、教師、親へのリアルな日常インタビューや、多様な性のあり方を応援する足立区の取り組みをまとめた1冊です。 リアルな声を集めた『LGBTを知る本』 6月は世界各地でLGBTの権利の啓発に取り組む「プライド月間」です。足立区が発...