効いたわ、痛みが引いた

 

効いたわ、痛みが引いた

 

アビゲイルは自分で調合した野草を女王の脚に塗ってあげます。

サラが無断入室を咎め、ムチ打ち6回を言い渡す。

叩かせていたところ、女王の「痛みが引いた」ことを知る。

サラはすぐムチ打ちを中止させる。とても公平な女性です。

アビゲイルが女中部屋でイジメにあっていることを知ると

自分の女官にとりたてる。個室を与えられた。格段の処遇だ。

アビゲイルはベッドで満足げに手足を伸ばし、物思いに耽る。

サラへの感謝? さあ、どうでしょう。

そもそもアビゲイルは感謝とか信頼とかに無縁の女性です。

彼女に比べると責任感と任務遂行の権化であるサラは、

厳しい人物だけれどまっすぐで人が好い。

 

 

(〜「女王陛下のお気に入り 」〜 )

 

bn_charm