私です。アビゲイルです
従妹のアビゲイル(エマ・ストーン)がサラに会いに来ます。
没落貴族の娘。父親が賭けに負けたカタに取られ、
娼婦に身を落とし、サラを頼ってきた。
来る道すがら馬車から突き落とされ悪臭を放っています。
当時はトイレなどなく、みな道端で排便し、アビゲイルは糞まみれで
やってきたわけ。サラはろくに考慮せず、女中部屋に入れる。
しかしアビゲイルはもともとしっかりした頭のいい女性で
宮殿でアヒルの競争に現(うつつ)を抜かす貴族や、意地悪な女中頭や、
力のない政治家ら、たちまち人間関係の縦糸、横糸を読み取る。
すなわち(宮殿を牛耳っているのはサラだ)