お手並み拝見するわ
ダイビングチームの授業。
生徒たちは水着姿で湖の飛込み台に勢ぞろい。
「遅れてきたのは誰?」エヴァ先生がフィアマをジロッ。
フィアマは動じない。「遅れていません。まだ7時前です」
先生もそれ以上言いようがない。
ダイの演技を先生は絶賛。
「これこそ肉体の芸術よ。そのとき中に魂が宿る」
エヴァ先生の言うことは詩的すぎてよくわからんことがあるのですが…
ついでフィアマに「お手並みを拝見するわ」
フィアマは「泳ぐには寒すぎます、スペインなら冬の気温です」
「ここはイギリスよ。見かけによらず怖がりなの?」先生が挑発する。
フィアマは落ち着いて台を登り、目がさめるような2回転のダイブ。
垂直に、吸い込まれるように水中へ。全員拍手喝采。
ダイがチロッと横目で見ると、なんとエヴァ先生まで夢中で拍手。
ダイの目に嫉妬が燃え上がります。