名前はアルバートよ
ヘレンは男の子を産んだ。
赤ん坊を抱いて、洗濯物を干しているヘレンに
ヒューバートが話しかける。
「見ても?」
「名前はアルバートよ。アルバート=ジョー」
当時は父親のいない子供は強制的に施設に送られた。
ヘレンは子供と一緒にいるため、世間には内緒で、
ホテルでただ働きすることにした。
「世間は残酷よ。
このことは内緒にしないと子供はとりあげられる」とヘレン。
ヒューバートが言う。
「それじゃ、そうならないようにしよう」
彼(彼女)は父親になってヘレンと一緒に暮らすつもりだ。
ヘレンは受け入れるだろう。
ヒューバートなら子供を一緒に育ててくれるだろう。
辛い映画でしたが、
人生の肯定感を伝えるラストでした。
〜「アルバート氏の人生」〜