あなたと結婚する
アビゲイルには貴族の身分を取り返す、
ひいては宮廷で権力を掌握し、意のままに振るうという
野望があります。
そのためには貴族と結婚するという手がある。
そこで自分に気のあるアシュレイを落とすことにする。
「あなたと結婚するわ」
「侍女とは結婚できない、楽しむだけ」
身分差別ゴリゴリの返事。
それで引っ込むアビゲイルではない、
「結婚できるよう手筈を整えるわ」
彼女にとってアシュレイなど、持ち駒の1つに過ぎない。
サラとは別の意味でアッパレと言うべきでしょう。
〜「女王陛下のお気に入り」〜