ターを首席指揮者に選出
赫赫たる業績をインタビュアーが読み上げる。
客席の通路にいるフランチェスカが暗誦する。
彼女が原稿を作ったのでしょう。
絵ヅラが暗くてわかりにくいのですが、ホールの後方に
赤毛の女性がいる。
1度ならず2度、彼女の後ろ姿が入るのは重要人物。
これがクリスタと思われます。
舞台ではターが
自分の立ち上げた女性指揮者養成プログラムが成果をあげ、
多くの女性指揮者を各国の楽団に順調に送り込んでいると
話している。
クリスタはターに多くの楽団への推薦を依頼しました。
ターはこの弟子をバックアップしなかった。
どころか、彼女は精神不安定であり、
採用したら貴楽団に厄災が及ぶとまで返信しています。
ステージで指揮者育成の成果を強調するターですが、
クリスタにしたら
「あの女に良心があるのか」となります。
〜「TAR ター」〜