ノートのお礼、させてよ

ノートのお礼、させてよ

 

その夜の8時にノートを返すとホリガイは約束、

駅前の待ち合わせ場所で、バイト帰りのイノギさんと会った。

「じゃ」スタスタ別れようとするイノギさん。

「あっ、ちょっと。バイト代が今日、出たんだけどさ、

何だったら、ノートのお礼、させてよ。

お腹、すいてる? 何でもおごりますよ〜」

イノギさん、ちょっと考え

「家の近くに行ってみたいカフェバーがあるんだけど」

「いいよ、行こうぜ!」

〜「君は永遠にそいつらより若い」〜

 

bn_charm