燃ゆる女の肖像
絵画教室でマリアンヌが生徒たちに絵を教えています。
一人が教室の隅にあるキャンバスを持ち出して
「このタイトルは?」と聞いた。
「困るわ」そんなもの出してきて、とマリアンヌは答えるが
「燃ゆる女の肖像」だと教える。
夜空をバックに若い金髪の女性がすっと立ち、手を前で組んでいる。
ドレスの裾の赤い色は小さな炎だ。
この絵の成り立ちを語ることが映画の内容です。
暗い青い色調が海の底のようにミステリアスだ。
マリアンヌにとって忘れがたい一夜が蘇ってくる。
〜「燃ゆる女の肖像」〜