そうは思わん

 

そうは思わん

 

世界は変えられなかったというランボーに

ヴェルレーヌは

「そうは思わん。君は才能がある。目指したことが異常だったのだ。

方向を変えればいい」

とてもやさしい言葉ですがランボーは歯牙にもかけず

「僕の才能をどう使おうと僕の勝手だ」

「俺以外に誰が真実を言う?」

どこまでも悲劇的です、この2人は。

 

〜「太陽と月に背いて」〜

 

 

bn_charm