法人向けヘルスケアサービスを提供する株式会社iCAREは、LGBTQに関する専門シンクタンクである株式会社LGBT総合研究所と、2020年5月1日に業務提携契約を締結しました。
LGBT総合研究所が実施した「LGBT意識行動調査2019」により、LGBTQは全国の20代～60代の約10.0％に該当すると判明しました。しかし、職場や学校での「研修や啓発活動」は12.0%、「相談窓口の設置」は10.5%に留まっており、9割近くの職場や学校などで施策が導入されていないのが現状です。
一方、LGBTQ当事者が望んでいる施策では、「相談窓口の設置」が26.0%、「研修や啓発活動」は21.6%となっており、施策導入や理解の増進が必要です。
また、LGBTQに対する理解や取り組みがある企業に対する就業意向の調査では、LGBTQ層は64.0%、非LGBTQ層は51.8%と、半数以上が理解・取り組みがある企業への就業を希望しています。
多様な人材が活躍できる社会になってほしいという回答も、LGBTQ層で58.9%、非LGBTQ層で54.4%と過半数を超えており、少子高齢化社会における人材獲得においてもLGBTQに対する取り組みは非常に重要な課題であることがうかがえます。
LGBTQに関する専門機関であるLGBT総合研究所と、人事担当者向けシステムの開発提供を行っているiCARE。二社の提携により、働く環境の多様化の推進が一層進むことが望まれます。
提携企業について
◆LGBT総合研究所
【社名】
株式会社LGBT総合研究所
【本社】
107-6102 東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル2階
【資本金】
9300万円（資本準備金を含む）
【代表】
森永貴彦（もりなが・たかひこ）
◇公式webサイト ： https://lgbtri.co.jp/
◆iCARE
【社名】
株式会社iCARE
【本社】
150-0044 東京都渋谷区円山町10番18号 マイキャッスル渋谷JP201
【資本金】
4億112万円
【代表】
山田洋太（やまだ・ようた）
◇公式webサイト ： https://www.icare.jpn.com/