世界を引き裂ける
ワイルド、ノーブラ、ガツンと教えるガールズバンド、確かな演奏力、
ロック界唯一の希望、反乱の女王たち再噴火…
社会は「ランナウェイズ」を受け入れました。
眉をひそめられていた女の子たちが、70年代の潮流をかき回した。
門限も守らず、あるいはそれを守らせる親もおらず、
音楽教室からは締め出され、
トレーナーに集まって「わめけ、うなれ、叫べ」と
キムにしばかれていた女の子たちだ。
でもタフだった。世界を引き裂ける。
今で言えば社会不適合です。でも何に適合したらいいの?
遮二無二突っ走る目的があれば、それが自分の「最適合」じゃない?