あの人、キム・フォーリーだ
自称「ヒステリーの王」キム・フォーリーはレコード・プロデューサー。
ロック・ファンがごった返す盛り場で彼を見かけたジョーンは
声をかける。
お気に入りの革ジャンでさっそく身を固めている。
「俺はヒステリーの王だぞ。君はすごいバンドの歌手なんだろ」
「すごいバンドの歌手」なんてもちろんキムの口から出まかせ。
ジョーンは「エレキ・ギターを弾いてる」とおずおずいう。
この出会いが「ランナウェイズ」を決めました。
ほぼ変態プロデューサー、キムにマイケル・シャノン。
「マン・オブ・スティール」では悪将軍、
「ハンズ・オブ・ラブ手のひらの勇気」では、ジュリアン・ムーアを
最後まで支える同僚の刑事。
「ノクターナル・アニマルズ」ではアカデミー助演男優賞ノミネート。
2002年、28歳の時自らのバンド「Corporal」を立ち上げ、
シンガーを受け持つが作詞作曲もやり、2010年アルバムをリリース。
キム・フォーリーはなるべくしてなった役です。