従業員を解雇しなければ
工場ではチャーリーが社長室で頭を抱えている。
従業員を解雇しなければならないのです。
一人ずつ呼んで通告するつらい任務。
「子供が学校へ通い始めたのです。制服や食費はどうすれば?」
「契約がなくなったんだ。仕方ないんだ」
「やめて。聞きたくない。汽車が遅れて駅員が謝るみたい!」
確かにチャーリーは強いリーダーでありません。
経営者としてのビジョンもなく、危機に対応してきた経験もない。
「赤字だ。コストを削減しよう。社員を減らそう」
シンプルといえばシンプルですが、
ビューティフルでもストロングでもない。どう見てもヘタレです。
何か手だてはないのか。そこへローレンが入ってくる。
彼女もクビ組ですが、いうことは言ってやれと思っています。