う〜ん、いまいましい
諜報本部に呼び出されたロレーンはベルリンの報告をする。
彼女の上司、アメリカCIAの代表、聴取室の鏡の後ろにはロレーンにベルリン行きを指示した
イギリス情報部のトップ。
「ベルリン? う〜ん、いまいましい」ロレーンは長いリーチを広げ、
椅子から反って思い切り伸びをする。
態度大きいよね。
騙し、騙され、のスパイ活動は味方といえども信用できない。
おまけにこいつら、無能上司のくせに命がけで任務を果たした自分を
罠にはめようとしている。
(ベルリンの報告? 知っているのはそっちのほうだろ)と言い返す代わりの「のび」です。
セロンの雰囲気によく似合っています。