相手の男の快楽のためにのみ存在する
「相手のためにひたすら尽くすのはカタルシスだ。
すべての責任を放棄し、命令で動き、自ら決断することは何もない。
相手の男の快楽のためにのみ、存在するのだ」
ここでいう相手とはベイコン自身のこと、つまり、
ジョージはベイコンの快楽のためにひたすら尽くす、
ベイコンの命令で動き、自ら決断することはない、忘我であり、
陶酔であり、カタルシスだ…
こんな都合のいい理屈ってあるのでしょうか。
「限りなく愛は奪う」ってこのこと?
それにしても調子のいい言い草じゃない?