私は女、これは身の上話ですもの

私は女、これは身の上話ですもの

ケシシュ監督は冒頭にこの映画の性格をはっきりさせています。 

一女性の身の上話であると。

引用されている小説は「マリアンヌの生涯」、恋愛小説の名手といわれる

フランスの作家、マリボーの未完の大作です。

この映画はアデルというヒロインの身の上話である…。

まずそれを頭に入れておきましょう。3時間があっという間に立ってしまう、

いい映画でして、やたら有名になったラブシーンだけが見所ではないですよ(笑)

 

(「アデル、ブルーは熱い色」)

 

 

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