ゲイ映画のキメ台詞

「以前どこかで?」「夢の中で」

〜デジャ・ヴ〜

  「以前どこかで?」「夢の中で」 ブライアン・デ・パルマ監督の騙しのテクがぎっしり。 小ぶりだけど文句なく面白い。 カンヌ映画祭の会場から1000万ドルのダイヤ強奪計画。 しかもダイヤはスーパーモデルが身につけているビスチェだ。 レベッカ・ローミン=ステイモスが、これ以上イヤな女はいない...

リルのせいか!

〜ゲイ・アイコン⑮ ナオミ・ワッツ〜

  「リルのせいか!」 リル(ナオミ・ワッツ)とロズ(ロビン・ライト)は親友同士。 リルの息子とロズが、ロズの息子とリルができちゃう。 親友同士は悶々とする。どうってことないと思うのだけど。 それより本質的な問題はリルとロズだ。 リルはシングルだけど、ロズは夫がいる。 彼はシドニー大学の...

…ローラ! もう1回して!

〜ゲイ・アイコン⑭ ナオミ・ワッツ〜

  「…ローラ! もう1回して!」 ナオミ・ワッツという人、案外女性に好かれる女優じゃないかと思います。 とても自然体で、暑苦しくない。 ブロードウェイを目指す新人女優レズリーの役がナオミ。 売れないから元気がない。 同じ女優のローラがなぐさめている。 レズリー「お前はよくやったとだれか...

ダイヤモンドは女の親友

〜ゲイ・アイコン⑬ マリリン・モンロー〜

  「ダイヤモンドは女の親友」 マリリン・モンローが親友のジーン・ラッセルと歌う主題歌が「ダイヤモンドは女の親友」。 大ヒットしました。監督はハワード・ホークス。 難しいことを言わないホークス監督のもとで、共演者にも恵まれ、 マリリンはのびのびと演じています。 監督は、マリリンのような女優...

あの怖そうなおじさんでないとダメ?

〜ゲイ・アイコン⑫ マリリン・モンロー〜

  「話をするのは、あの怖そうなおじさんでないとダメ?」 この映画のジョン・ヒューストンが言った 「君は素晴らしい女優になるよ」にマリリン・モンローは励まされた。 女嫌いのヒューストンが珍しくマリリンにやさしい言葉をかけたのは、 マリリンが猫に似ていたからにちがいない。 ベティ・デイビスは...

意外といい女優になるんじゃない

〜ゲイ・アイコン⑪マリリン・モンロー〜

  「意外といい女優になるんじゃない」 マリリン・モンローはまだ駆け出しと言っていい頃、 ベティ・デイビスと「イヴの総て」で共演しました。 劇中、モンローが緊張のあまりトイレに駆け込むシーンがあります。 現実も似たようなもので、本番前になるとモンローは吐くわ、 蕁麻疹は出すわ、半分パニック...

さて国務にかかろう

〜ゲイ・アイコン⑩ベティ・デイビス〜

  「さて国務にかかろう」 ベティ・デイビスはエリザベス1世という、 モンスターのような女性がよほどお気に入りだったらしく、 31歳と47歳で二度演じています。 母女王の斬首、自身の幽閉、 いつ殺されるかわからない命ぎりぎりの青春時代をくぐり抜けたエリザベスは、 権力の裏も表も知り抜...

彼女の卑しさが好きなの

〜ゲイ・アイコン⑨ベティ・デイビス〜

  「私は彼女の卑しさが好きなの」 デイビス扮するヒロインの名前はジュリー。 早く両親を亡くしたジュリーを母親代わりに育てたのが叔母のベル(フェイ・ベンダー)。 叔母は姪の性格がよくわかっている。 名家の令嬢として何不自由なく成長し、男を男と思わないセレブの娘。 問題児だが、叔母さんは、ま...

愛で助けることはできない

〜ゲイ・アイコン⑧ベティ・デイビス〜

  「愛で助けることはできない」 1940年代とは、女性像を覆すヒロインたちがスクリーンに続々登場した時代です。 それは世間の女が夢見るハッピーエンドとは無縁の女たち。 ベティ・デイビスの演じた本作の強烈な自我のヒロインは、ひとつも男の言うことを聞かず、男は貞淑な優しい女性を妻に選ぶ。 男は...

アバズレで悪かったわね

〜ゲイ・アイコン⑦ライザ・ミネリ〜

  「アバズレで悪かったわね」 ジュディ・ガーランドが登場したら、彼女の娘、ライザ・ミネリもぜひ出したい。 ライザの主演作「キャバレー」はいい映画ですよ。 いつか女優になるという夢をすてきれず、場末のキャバレーで歌う歌手がライザ。 同じ下宿人のゲイの男たちと気があってズケズケ隠し立てのない話...