わたしの相手は女性よ

「町中の女を口説いているじゃない!」とパリの恋人にいわれたイザベル。

ニューヨークでも同じこと。イザベルはベビーシッターの娘といい仲に。

「いい加減にしろ、ジューがいるだろ」怒るグザヴィエに

「ジューは別格」とケロリ。

イザベルはベビーシッターに「わたしの相手は女性よ」あっさりいう。

どう返事していいかドギマギしている相手に、

「ゲイの女は初めて?」「はい」

後日グザヴィエに経緯を打ち明けるには「最初はイラついたわ」

グザヴィエ、驚かず「イラついたら寝るのか」

 

(「ニューヨークの巴里夫」)