ヴィヴィカ・バンドラー
トーベは個展でヴィヴィカ・バンドラーに出会いました。
彼女は父・市長の誕生日の招待状をトーベに頼みました。
その時は彼女が市長の令嬢だとトーベは知りませんでしたが
会場で「ブルジョワが演出家を気取っている」と囁く悪口を
小耳に挟みます。
誕生会当日、市長宅を訪問。
「パパ、お友達のトーベよ」
「招待状をありがとう。実に独創的だ」
市長が誉めます。
「それが売りなので」と木で鼻をくくったようにトーベ。
「芸術家でない人はお気の毒ね。
でもブルジョワがいないと私たちも失業しちゃう」
市長もヴィヴィカも無礼な返答に内心呆れたでしょう。
〜「TOVE トーベ」〜