クロエ・グレース・モレッツ

(アダム、ついに丸坊主)

〜「ミスエデュケーション」㉑〜

  (アダム、ついに丸坊主)   注意ばかり受ける男子は、罰として頭を剃られます。 ある日、とうとうアダムは坊主頭にされました。 バリカンで髪を剃られるシーン。 バサバサ頭髪が落ち、青々した頭になります。 カツラじゃないようです。スキンヘッドになって男前でしたけど。 &nbs...

これを克服したいのに

〜「ミスエデュケーション」⑳〜

  これを克服したいのに   エレンは優等生です。 夜、夢を見て声を出したキャメロンを揺り起こすと 「悪い夢を見たの」 「そんな声じゃなかったわ。続きをしてあげる」 彼女はキャメロンが好きで密かに思いを寄せているのに、 キャメロンは気が付きませんでした。 「これを克服したか...

あなたは今罪の報いを受けている

〜「ミスエデュケーション」⑲〜

  あなたは今罪の報いを受けている   施設の入所者で、キャメロンと同室の女の子がエレンです。 落ち込んだキャメロンはエリンが熱心に受けている 「ヘブンビクス」というエアロビクスを受講します。 「あなたは今、罪の報いを受けている。この先はプロセスに身を委ね…」 キャメロンは自分...

叔母さん? 会いたいわ

〜「ミスエデュケーション」⑱〜

  叔母さん? 会いたいわ   キャメロンは隠れて叔母さんに電話します。 「叔母さん? 会いたいわ。私、ここが嫌いで」 信仰心の厚いおばさんは、 同性愛の矯正こそキャメロンの幸福だと信じています。 「大丈夫? もう少し頑張って。あなたを愛しているから 施設に行かせたのよ。いつ...

10代では普通のことだよ

〜「ミスエデュケーション」⑰〜

  10代では普通のことだよ   落胆したキャメロンは真実を見ようとしない。 「コリーは私たちよりいい子よ。 なのに、傷つけた。これがやり直す最後のチャンスだとしたら? もう自分を憎むのに疲れた」 愛を装った裏切りも中傷も現実だ、 それこそ「この手紙から学ぶこと」だったのに、...

ピンクの便箋女なんて忘れて!

〜「ミスエデュケーション」⑯〜

  ピンクの便箋女なんて忘れて!   コリーの手紙はピンクの便箋に書いてありました。 ジェーンはひったくると 「ピンクの便箋女なんて忘れて!」ビリビリと引裂きます。 「(コリーなんて)根性なしの女だわ。 あんたに毒されたにせよ、なんにせよ、密告なんてサイテーよ。 裏切り者よ」...

友情につけ込んでいただけかも

〜「ミスエデュケーション」⑮〜

  友情につけ込んでいただけかも   というのは、キャメロンはこんなことを言うのです。 「私はコリーの友情につけ込んでいただけかも」 ジェーンは呆れる。 タレ込んでキャメロンだけ施設に押し込んだのは誰? そのコニーはのうのうと自由な外の世界を楽しんでいる。 ジェーンは怒り心頭...

その手紙から学ぶのね

〜「ミスエデュケーション」⑭〜

  その手紙から学ぶのね   コリーの手紙を読む許可がおりました。 全部開封してあります。 「その手紙から学ぶのね」と博士。 手紙には「私はストレートで友情を利用したあなたを軽蔑する」 とありました。 「利用?」キャメロンの脳裏にプロムの夜の情熱的ないっときが蘇る。 キャメ...

性を超える者

〜「ミスエデュケーション」⑬〜

  性を超える者   アダムが「ウィンクテ」について話しました。 「ラコタ族の言葉で性を超える者だ。2つの魂だ。 男には女の魂が、女には男の魂がある。僕は2つの魂を持っている」 「なぜここに?」 「父親が政界入りしてキリスト教に改宗した。 息子が2つの魂ではイメージが悪いのだ...

私の手紙、届いた?

〜「ミスエデュケーション」⑫〜

  私の手紙、届いた?   キャメロンはリック先生の目を盗んでコリーに電話をかけた。 コリーの応対は気乗り薄で「私からの手紙、届いた?」と聞きます。 すぐ電話を切るはめになりましたが、 コリーが手紙を書いてくれていたことがわかった。 施設では手紙を読む許可に至るまでに、一定の修...