Diversity Studies

なら、焦らないで

〜 「TAR ター」47

なら、焦らないで   キッチンで夕食の支度をするシャロンに 「彼の言葉、引っかかる。小さな噂が大火事になる」 ターはイライラしています。 カミングアウトした時も「非難された」とシャロン。 セバスチャンは、元々頭の硬い存在だったみたいです。 「でもフランチェスカのことは...

彼女のせいだろ?

〜 「TAR ター」46

彼女のせいだろ?   移籍して指揮者として楽団を率いないかと ターがセバスチャンに打診する。ベルリンフィルの 副指揮者に充分満足しているセバスチャンは 「これは提案でなく、命令だ。 若い女がきて、私は長くないと直感した。彼女のせいだろ? あんたの彼女贔屓を、みな知って...

昨夜私の書斎に入った?

〜 「TAR ター」45

昨夜私の書斎に入った?   シャロンを学校に送っていくター。 「昨夜、私の書斎に入った?」と訊く。 「ううん」 夜遅く、ターはメトロノームの音に目を覚ました。 書斎に行くとメトロノームが規則正しく動いていた。 メトロノームの蓋には、シピボ・コニボ族の「卍」型の形象が ...

薬は?

〜 「TAR ター」44

薬は?   「薬は?」とターが話を変える。 「まだよ(教えてくれて)ありがとう」とシャロンは椅子を立つ。 ターはここで話を逸らさず、打ち明けておくべきでした。 ターの浮名は、やかましいことを言わないシャロンに 甘えていたからとも言えます。 シャロンもいまさら愛人の1人...

相性の問題よ

〜 「TAR ター」43

相性の問題よ   新人チェリストのオルガについて、 シャロンの表情がイマイチなので 「何か不安が?」とターが聞く。 腕はいいがどうも相性が良くないとシャロンは答えます。 ター好みの女性だとはわかっていますが、 「合わない」ものを感じている。 ベルリンフィルに合わ...

今日は明るい顔で帰ってきた

〜 「TAR ター」42

今日は明るい顔で帰ってきた   シャロンがワインを2つのグラスに注ぎながら 「今日は明るい顔で帰ってきた」と嬉しそうに ターに言います。 「よかった」ターは微笑む。 クリスタ自殺の件で強いストレスを抱えているはずですが 表に出しません。 ストイックと言うべきか、...

クリスタ推薦の件について

〜 「TAR ター」41

クリスタ推薦の件について   ターは各国の楽団からの問い合わせに返した 自分のメールを確認する。 「情緒不安定で指揮者には向いていない」 「推薦できません」 「おかしな行動を取ります」 「全く指揮者には合わない」 「忠告します(もし採用したら)貴楽団に危険が」 ...

クリスタのことは忘れるの

〜 「TAR ター」40

クリスタのことは忘れるの   将来性のある指揮者だったと泣くフランチェスカに 「クリスタのことは忘れるの」 将来性があるのはあなたもだと、ターはフランチェスカを 落ち着かせて帰します。 でも読み誤っていた。 彼女はターが考えているよりもっと強く クリスタと結びつ...

ま さ か…

〜 「TAR ター」39

ま さ か…   クリスタからのメールを見たター。 「まさか」と絶句。 「内容から、すでに彼女は」フランチェスカは喉を詰まらせ、 自殺してしまったことを確信しています。 彼女は私たちの仲間じゃない、巻き込まれる必要はないと ターは慰めますが フランチェスカは泣き...

抱きしめてほしいの

〜 「TAR ター」38

抱きしめてほしいの   自宅とは別にあるターの練習室にフランチェスカが来ます。 「鍵を返しにきたの」 鍵? 彼女はこの部屋にいつでも出入りできたわけね。 別宅みたいに、ターの愛人用を兼ねていたのでしょうか。 鍵を返すとは、ターとは縁が切れた、 もしくは諦めました、って...