Diversity Studies

首をもらいにきた

〜美しき男子〜ギャスパー・ウリエル⑩〜

首をもらいにきたハンニバルはカナダまで最後の犯人を追い詰め、目的を終了します。「首をもらいにきた」という言い方、日本の侍が勝負に勝った証拠に相手の首を取る、という習わしをムラサキから教えられ踏襲しています。彼はカナダからアメリカに逃亡し、精神科医として名を成します。それからの後日譚が「羊たちの沈黙」です。 (...

命には命を

〜美しき男子〜ギャスパー・ウリエル⑨〜

命には命をハンニバルという青年の行動には、迷いというものが一切ありません。物事のすべてが水平線まで見えている。妹殺しの犯人は着々と計画通り消されていく。彼が食人鬼として獄舎に繋がれたとき、FBI捜査官(実習生)のクラリスが訪問しました。ハンニバルは生まれ育ったレクター城で美しいもの、エレガンスなものに囲まれて感性を陶冶...

妹に誓ったのです

〜美しき男子〜ギャスパー・ウリエル⑧〜

妹に誓ったのです最後の犯人はカナダにいた。追い詰めたハンニバルは応対に出たその男に、デッサンを見せる。目の部分をくりぬいて描いてあった。犯行のあと、ハンニバルの行方が消えた。パリで、彼は炎上する貨物船とともに爆死したことになっています。ムラサキさえその死を疑わなかった。でもちがった、ハンニバルは不死身なのか。原作者トマ...

医学校に入学しました、最年少で

〜美しき男子〜ギャスパー・ウリエル⑦〜

医学校に入学しました、最年少で実務奨学生としてハンニバルはパリの医学校に入学する。専攻は解剖学。夜遅く研究室に残り、臓器・器官の精緻なデッサンに励む。レオナルド・ダ・ヴィンチのような鉛筆デッサンだ。妹を食い殺した男たちの顔を正確無比に蘇らせた。ムラサキはハンニバルの下宿を訪ねた。壁にある鬼気迫るデッサンに不安を掻き立て...

非礼にはけじめが必要です

〜美しき男子〜ギャスパー・ウリエル⑥〜

非礼にはけじめが必要ですハンニバルの真骨頂とも言えるセリフ。ムラサキを侮辱した肉屋の腹をハンニバルは日本刀で真一文字に割く。帰宅したハンニバルに血の匂い。ムラサキはまがまがしい事実を察する。なぜ殺したのかと詰問するムラサキにいうのが上のセリフ。ハンニバルは非常に礼儀作法にやかましい青年です。まして愛するムラサキに対する...

無反応です。何もでない

〜美しき男子〜ギャスパー・ウリエル⑤〜

無反応です。何もでない肉屋と争ったハンニバルが殺害の容疑者として警察に連れて行かれた。無表情に容疑を否定する。嘘発見器が使われ、ハンニバルは「はい」と「いいえ」で返事する。全て質問が終わったが、微弱の乱れもない。「無反応です。何もでない」ムラサキが迎えに来る。彼女を見たハンニバルが微笑する。彼女を愛していることがすぐに...

魚のいちばんうまい部分は頬だ

〜美しき男子〜ギャスパー・ウリエル④〜

魚のいちばんうまい部分は頬だ館の調理場で、料理人が「頬肉がうまい」というのをハンニバルは聞いている。ふうん、頬がいちばんうまいのか。魚がそうであれば人間もそうか…そこまでセリフには出ませんが、のちのハンニバルが、食べ物・飲み物に繊細で、味覚に敏感な「やかまし屋」であることを思うと、このシーンで「うまい」にいち早く反応し...

ハンニバルに安らぎを

〜美しき男子ギャスパー・ウリエル③〜

ハンニバルに安らぎを美しい日本女性レディ・ムラサキは、知力・体力に優れた教養豊かな女性。ハンニバルは彼女から基礎学力と剣道を習います。竹刀の鋭い打ち合いはシャープで流麗なシーンです。ムラサキはレクター家の、唯一の身内である甥・ハンニバルの危険な匂いを感じとっています。このときはまだ、彼女はハンニバルの復讐の決意を知りま...

「何かいって」「ありがとう」

〜美しき男子ギャスパー・ウリエル②〜

「何かいって」「ありがとう」ギャスパー・ウリエルは天才ハンニバルに適役でした。まず美しい。最近作「サンローラン」ではさらに磨きがかかっています。アンドレ・テシネが彼を自作「かげろう」に抜擢したとき19歳。年上の女性にいきなり「結婚してくれ」といい、「わかっているの?」とエマニエル・ベアールが訊き返す。それくらい無垢な青...
LGBT保険お悩み相談

LGBT保険お悩み相談 
第一回:医療保険について

同性カップルを認める「同性パートナーシップ証明書」の発行をはじめ、近年、LGBTへダイバーシティな対応が進んできました。保険もそのひとつ。 この1~2年で、LGBT当事者でも加入できる保険商品が増えてきました。しかし、実際には、まだ始まったばかりの動きということもあり、疑問や不安を抱いている方も少なくはありま...