ニナ、不感症の踊りだよ
女王と王子が踊る場面。
トマはレッスンの途中でやめろと言い、王子役のバレリーナに
「彼女とやりたいか?」と訊く。
王子役が戸惑っていると「ニナ、不感症の踊りだよ」
そう言って自らパートナーを買って出る。
過剰にニナに密着し、セクシー度満開。
でもこういうのだ。
「誘惑しているのは私じゃないか。君がしなくちゃいけないのだ。
これでは逆だよ」
この堅物女子にどうすればわからせられる。
ないものを出せと言われるニナも辛いが、トマも頭が痛い。
彼女の黒鳥はどこにいる。深い心の底でまだ眠っています。
〜「ブラック・スワン」〜