悪かった

〜「チョコレートドーナツ」(7)〜

悪かった

母親が薬物所持で逮捕。マルコは家庭局に引き取られます。

翌日の夜、ポールがルディの楽屋に来ました。

「悪かった」ドラグクィーンの仲間たちの前で謝ったポールに

ルディは心を解く。

ポールは保険の仕事を辞め、離婚し、法律の勉強をし、

「世界を変えようとこの街に来た」

「世界は変えられた？」

「最初は意気込んでいた。罪のない人を守り、悪を裁くために戦うと。

今度は君が話す番だ」

「よしてよ。話すほどのことなどない」とルディは断ります。

〜「チョコレートドーナツ」〜