愛してる、あなたが必要
1979年カリフォルニア州ウェスト・ハリウッド。
ゲイ・バーで一人の歌手が歌っています。
「愛してる、あなたが必要」
真っ赤なルージュの異形の美女、本作の主人公ルディです。
アラン・カミングが演じます。
「私があげる、欲しいだけの愛を」
もう一人の主人公は弁護士のポール(ギャレット・ディラハント)です。
彼もゲイですが、最初は隠しています。
トラヴィス・ファイン監督はキャストのいちばん先に
ルディをアランに決めたと言います。
抜擢に応え、アラン・カミングは世間から疎外されるゲイの男、
セクシーで、スマートで、差別にへこまない男を好演しました。
〜「チョコレートドーナツ」〜