社会の中で性的マイノリティの権利擁護の重要性が認識されつつありますが、同性カップルの法的な保障はまだ充分とは言えません。そこで日本司法書士会連合会は、同性カップルのための法的な支援と保障について、性的マイノリティ当事者も交えて市民のみなさんとともに考えるフォーラムを開催します。

 

同性カップルの法的支援と保障を考えるフォーラム

性的指向や性自認など、性のあり方が少数者に属する性的マイノリティについて、耳にする機会が増えてきました。多くの人々の粘り強い努力の結果、社会の中で性的マイノリティの権利擁護の重要性が認識されつつあります。しかし、同性カップルの法的保障はいまだに充分であるとは言えません。

 

そこで、日本司法書士会連合会が開催する令和2年度第14回司法書士人権フォーラム「多様性を認め合う社会へ~同性パートナー間の法的保障を目指して~」では、同性カップルが直面している困難を明らかにし、同性カップルに必要とされる法的支援と法的保障について、性的マイノリティ当事者も交えて市民のみなさんとともに考えます。

 

フォーラムのプログラムは3部構成

日本司法書士会連合会が主催する司法書士人権フォーラム「多様性を認め合う社会へ~同性パートナー間の法的保障を目指して~」は、ゲストに性的マイノリティ当事者を招き、講演やパネルディスカッション等の3部構成で、同性カップルの権利や保障を考えます。

 

 

フォーラムの内容・構成は次の通りです。

 

1.基調講演
テーマ:「同性カップルを巡る諸問題」
登壇者:東小雪(LGBTアクティビスト/元タカラジェンヌ)

 

2.支援者による報告
テーマ:「司法書士の立場から」
報告者:
浅野勇貴(日本司法書士会連合会市民の権利擁護推進室 セクシュアルマイノリティの権利擁護部会 室委員)
平子綾子(同推進室 セクシュアルマイノリティの権利擁護部会 室委員)

 

3.パネルディスカッション
テーマ:「同性パートナー間の法的保障を考える」
パネリスト:
鈴木賢(明治大学法学部教授)
小野春(にじいろかぞく代表)
加藤岳(レインボーさいたまの会代表)
中村貴寿(日本司法書士会連合会市民の権利擁護推進室 セクシュアルマイノリティの権利擁護部会 副部会長)
コーディネーター:
野﨑史生(同推進室 副室長/日本司法書士会連合会 常任理事)
阿部文香(同推進室 セクシュアルマイノリティの権利擁護部会室委員)

 

 

令和2年度第14回司法書士人権フォーラム
多様性を認め合う社会へ~同性パートナー間の法的保障を目指して~

【日時】
2021年3月20日(土)13:00~17:00(12:30入室開始)
【会場】
オンライン(Zoomを使用)
【定員】
450名
【対象者】
どなたでもご参加いただけます。
【参加費】
無料
【イベント概要・申し込みURL】
https://www.shiho-shoshi.or.jp/other/topics/event/51876/
【申し込み期限】
2021年3月10日(水)
【主催】
日本司法書士会連合会
◇公式webサイト : https://www.shiho-shoshi.or.jp/
◇公式Twitter : https://twitter.com/nisshirensns
◇公式Facebook : https://www.facebook.com/nisshiren.official/
【後援】
法務省/東京都/日本司法支援センター/日本公証人連合会/特定非営利活動法人東京レインボープライド
【問い合わせ】
日本司法書士会連合会 事務局事業部企画第二課
TEL:03-5925-8105(直通)
FAX:03-3359-4175