「未来をつくる実験区 100BANCH」で活動中のチーム「Plunger」は、すべての人が同じように利用できるトイレの普及を目指して活動中。トイレ研究家の現役高校生・原田怜歩をリーダーとして活動を進め、「SDGsを漫画で学べるトイレットペーパー」の開発および全国への普及のためにクラウドファンディングを開始しました。

 

トイレ研究家が考えるメディアとしてのトイレットペーパー

パナソニック株式会社と株式会社ロフトワーク、カフェ・カンパニー株式会社の3社が共同で開設した「未来をつくる実験区 100BANCH」で活動中の「Plunger」は、障害の有無や性自認にかかわらず、すべての人が同じように利用できるトイレの普及を目指しています。

 

現役高校生でトイレ研究家の原田怜歩を中心に活動するPlungerは「SDGsを漫画で学べるトイレットペーパー」の開発と全国への普及のため、クラウドファンディングを開始しました。

 

今回の取り組みでは、誰もが毎日使うトイレットペーパーをメディアとして利用します。SDGsの17個のゴールとトイレ・ジェンダーの課題を関連づけて説明する漫画が描かれたトイレットペーパーを製作・普及することで、SDGsやトイレ・ジェンダーの課題について誰もが「自分のこと」として考え、行動できる社会を目指します。

 

 

クラウドファンディングで開発・普及を目指す

『SDGsを漫画で学べるトイレットペーパー』クラウドファンディング開始Plunger代表の原田怜歩は中学3年生のときにアメリカに滞在した際、「ジェンダーフリートイレ」と初めて出会いました。ジェンダーフリートイレとは、性別や性自認に関係なく誰もが平等に使えるトイレです。

 

原田は小学校時代に親友からカミングアウトを受けたことで、ジェンダーについて関心を持っており、また、親友の「性自認との相違や周りからの視線によって、外出時にトイレを使用できない」という悩みを知っていました。

 

そこで、ジェンダーフリートイレが街中にある環境を求めて、文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」日本代表として、アメリカに1年間のトイレ留学をしました。1年間の研究を踏まえて、世の中のトイレに詰まったみんなの叫びや思いを解決したいと考え、チームPlunger(日本語ではラバーカップ)を起ち上げ、活動しています。

 

Plungerは、SDGsとトイレ・ジェンダーの課題について、より多くの人に知ってもらおうと、楽しく漫画で学んでもらえるトイレットペーパーの製作に挑戦。この支援をみなさんにお願いしています。

 

支援のリターンには「SDGsを漫画で学べるトイレットペーパー」の​日本全国の学校・飲食店・公共施設への寄贈、お試しセットの購入、Plunger代表・原田によるトイレ研究報告書へのアクセス権購入などがあります。

 

トイレットペーパーをメディアとしてトイレ・ジェンダーの課題を広く周知するプロジェクトに、あなたも関わってみませんか?

 

 

『SDGsを漫画で学べるトイレットペーパー』クラウドファンディング

【期間】
2021年1月15日(金)~2021年2月28日(日)
【場所】
READYFOR
https://readyfor.jp/projects/plunger
【支援金の用途】
SDGsを漫画で学べるトイレットペーパー・Plungerステッカー・Thank You Letterなどの製作費・郵送費
【スケジュール】
2021年1月:クラウドファンディング開始
2021年1月~3月:「SDGsを漫画で学べるトイレットペーパー」製作
2021年2月28日:クラウドファンディング終了
2021年3月下旬:支援者・寄贈先にリターンを発送開始
【主催】
Plunger
◇プロジェクトページ : https://100banch.com/projects/plunger
100BANCH
◇公式webサイト : https://100banch.com/
◇公式Twitter : https://twitter.com/100BANCH
◇公式Facebook : https://www.facebook.com/100banch/
◇公式Instagram : https://www.instagram.com/100banch/