国立映画アーカイブは、2022年2月1日(火)より1990年代の日本映画を回顧する企画上映「1990年代日本映画――躍動する個の時代」を開催します。
1990年代の多彩な作品群
国立映画アーカイブは1990年代をテーマに、時代を代表するヒット作や新しい才能による重要作などを中心に、合計66本(57プログラム)を上映する企画「1990年代日本映画――躍動する個の時代」を開催します。
ヒット作や社会現象になった話題作をはじめ、1990年代に増え始めた女性監督の作品や海外映画祭などで国際的に評価された作品など、多彩な作品が上映される、国内外を通して前例のない催しです。
開催第1期は2月1日(火)~3月6日(日)、第2期は4月5日(火)~5月1日(日)。チケットは前売指定席券のみの販売で、一般520円、高校・大学生・65歳以上310円、小・中学生100円です。
ジェンダーやセクシュアリティを描く作品も
1990年代は「ジェンダー」という言葉が定着し、女性のライフスタイルについて従来とは異なる描かれ方をするようになった時代でもあります。また、同性愛者に対する差別が違憲とされ、ゲイやレズビアンがメディアで積極的に取り上げられるようになったのもこの頃からです。
「1990年代日本映画――躍動する個の時代」では、主体的なヒロイン像を提示した『ひみつの花園』、働く女性のシスターフッドを題材とした『OL忠臣蔵』、日常ドラマの中に同性愛者を描いた『二十才の微熱』や『きらきらひかる』などの上映も見どころのひとつとなっています。
◇上映作品リスト : https://www.nfaj.go.jp/exhibition/japanese1990s202201/#section1-2
1990年代日本映画――躍動する個の時代
【会期】
第1期:2022年2月1日(火)~3月6日(日)
第2期:2022年4月5日(火)~5月1日(日)
※月曜日休館
【場所】
長瀬記念ホールOZU(東京都中央区京橋3-7-6 国立映画アーカイブ2階)
【企画ページ】
https://www.nfaj.go.jp/exhibition/japanese1990s202201/
【定員】
310名(全席指定席/各回入替制)
【チケット】
一般520円/高校・大学生・65歳以上310円/小・中学生100円
※障害者、国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズは無料
[Pコード:551-909]
【主催・問い合わせ】
国立映画アーカイブ
050-5541-8600(ハローダイヤル)
◇公式webサイト : https://www.nfaj.go.jp/
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