三重県は2022年11月26日（土）に、「令和4年度 性の多様性について知り、考えるイベント」を開催します。「トランスジェンダー映画で当事者が演じる意味」をテーマに、映画上映ならびに当事者によるトークが行われます。
「当事者が演じる意味」を考える
三重県では2021年4月1日に「性の多様性を認め合い、誰もが安心して暮らせる三重県づくり条例」が施行されました。条例をもとに、性の多様性についての理解が広がり、すべての人の人権が尊重され、多様な生き方を認め合うことができる社会づくりを進めています。
今年度の三重県主催「性の多様性について知り、考えるイベント」では「トランスジェンダー映画で当事者が演じる意味」をテーマに、映画『片袖の魚』の上映と、監督の東海林毅氏、主演のイシヅカユウ氏、ゲイライターとして100本以上のLGBTQ映画のレビューを書く後藤純一氏によるトークを行います。性の多様性について理解や共感が深まるイベントとなることでしょう。
トランス女性がトランス女性を演じる『片袖の魚』
上映される中編映画『片袖の魚』は、公募で選ばれたトランス女性がトランス女性の役を演じた日本で初めての作品で、ヒューストン国際LGBTQ映画祭最優秀中編賞、「KASHISH Mumbai Queer Film Festival」国際コンペ部門最優秀主演俳優賞を受賞しています。
なぜこの作品の主人公をトランス女性当事者が演じる必要があったのか、LGBTQを描く作品に当事者が関わる意味について、また性の多様性の過去・現在・未来について、バイセクシュアルである東海林監督、トランスジェンダーであるイシヅカ氏、ゲイである後藤氏が話し合います。
参加方法は三重県津市のホテルグリーンパーク津での参加と、Zoomでのオンラインの2通り。定員は会場が50名、オンラインが100名で、参加費は無料です。申し込みは下記URL最下部のフォームから。
◇セミナーのご案内： https://www.outjapan.co.jp/event/2022/2118.html
性の多様性について知り、考えるイベント
【開催日】
2021年11月26日（土）14:00～15:30
【会場】
ホテルグリーンパーク津 宴会場「安濃」（三重県津市羽所町700）
【参加費】
無料
【定員】
50名（会場）／100名（オンライン）
【イベント詳細・申込】
https://www.outjapan.co.jp/event/2022/2118.html
【主催】
三重県
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