キャサリン・トラメル
ロス沖を見晴るかす広大な邸宅のベランダ。
「なんで死んだの?」とキャサリンは聞くが「彼とは体の関係だけ」
刑事たちは手も足も出なく退却。
署に戻り捜査班が検索すると
「キャサリン・トラメル。30歳。前科なし。1983年、バークレー大卒。
成績優秀。文学と心理学を専攻。両親はボートの事故で死亡。
唯一の相続人として推定資産1億4000万ドルを相続。
前婚約者マヌエル・バスケ、ミドル級チャンピオンはリングで死亡。
ペンネーム、キャサリン・ウルフで小説を出版。内容は
元ロックスターが女に殺される話」
小説がそのまま事件に? それより下世話な話だけど、
日本円にしていくらなの? ざっと110億円?
地方検事が言う「彼女はここを潰せる」
ニック(=マイケル・ダグラス)だけが犯人説に執着する。
美しい容疑者に異様に惹かれています。男ならそれも無理ないと
思えるほど、ポール・バーホーベン監督は
ドラマチックにシャロンを登場させています。