私の愛情の対象20160102

 

「ダンスは3分間の情事よ」

 

You must think of every dance as a three minutes love affair

  ヒロインのニーナは恋人の弁護士のヴィンスといるより、ゲイのジョージといるほうが心安らぐ。ジョージは小学校の先生だ。 ヴィンスはジョージを「安給料の教師」とバカにし、「ゲイは厚かましい人種だな。 女も抱けないくせにでしゃばるな」などと言う。 ニーナはジョージが好きだが、彼は女が好きじゃない。 そのときジョージといっしょに通っているダンス教室の先生の「ダンスは3分間の情事よ」という言葉に、救われる。 セックスだけが愛情の対象ではない。ニーナは満ち足りた思いに誘われ、ジョージと踊る。

(「私の愛情の対象」)