Vフォー20160103

 

 

「わたしには幸せだったバラの3年間がある。
体が消えても、愛しあった真実がある」

ヒロインのイヴィー(ナタリー・ポートマン)が独房で、偶然みつけた手紙。
愛する女性を強制収容所で亡くし、自分も処刑が迫っている女性が書き残したもの。
「わたしたちは3年間ともに暮らした。
ベランダにバラを植えた。
毎朝ふたりでバラをみるのが楽しかった。
離れ離れになって死ぬことになったけれど、わたしには幸福に過ごした3年間がある。
体が消えても残るもの。それは愛しあった真実。
この手紙を読むあなたがだれであろうと、生き延びて。みたこともない、あうこともないあなたを愛している」
イヴィーになげやりだったそれまでの生き方を棄てさせ、勇敢に、行動するハンサム・ウーマンに生まれ変わらせた手紙です。

(「Vフォー・ヴェンデッタ」)