「女の子が好き? 初めてキスしたのは何歳? 女のほうが好き? 両方?」
ふたりが出会って間なしのとき、アデル(アデル・エグザルプロス)がエマ(レア・セドウ)に根ほり、葉ほり過去を聞きます。
アデルはいやがらず、面倒がりもせずひとつひとつの質問に正直に答える。
このシーンのあと、世上騒然となる有名なラブシーンが始まるのです。
カンヌの審査委員長だったスピルバーグは、もう感激して。
彼ですよ、カンヌ史上初めて、監督だけでなく主演女優(それもふたり)にパルム・ドールを与えると決めたのは。見応えあったけどね(笑)