少女たちの遺言20160131

 

「シウン、あなたがそばにいないと不安なの。
姿が少しでも見えないと、消えてしまった気がする」

同じ女子校のシウンとヒョシンは相思相愛。
陸上選手で毎日走っているシウンに比べ、ヒョシンは成熟している。
若い教師が打ち明ける悩みを聞いて「やさしく」してしまった。
シウンは「やったの?」
「仕方なかったの。けっこう気持ちよかった。でもあなたとは別れたくない」
シウンは距離をおくようになる。
ヒョシンは妊娠をうちあけたいが、シウンにはとりつく島もない。
絶望したヒョシンは自殺、シウンは自分がどれだけ彼女を愛していたか知る。

(「少女たちの遺言」)