ゲイ映画のキメ台詞

2か月後

〜「中国の植物学者の娘たち」(35)〜

  2か月後   父教授と、娘のアンと嫁のリー・ミンの3人だけになって2か月。 「アヒルの脚は売ってないのか。ここ数週間、食べていない」 揚げたアヒルの脚は教授の大好物。それが食卓にのぼらない。 「リー・ミンが嫌いなの」とアン。 教授は露天で、一人寂しくアヒルの...

彼女の傷を見た?

〜「中国の植物学者の娘たち」(34)〜

  彼女の傷を見た?   リー・ミンは植物園に帰りました。 「死ぬほど怖かった」とアンに打ち明ける。 「お父さん、彼女の傷を見た? 兄さんの仕業よ」 教授は恬淡と「たとえ何をしようと私の息子だ」 100対ゼロで息子の味方なのね。 殴られても蹴られても女は孤...

白状しろ、言え

〜「中国の植物学者の娘たち」(33)〜

  白状しろ、言え   初夜です。タンが烈火のごとく怒っています。 「なぜ処女じゃない。白状しろ、言え」 タンが何を根拠にそう言っているのか、イマイチよくわからないのですが、 とにかくまあ、何かおかしいと思ったらしい。 リー・ミンの手首を縛り上げ、吊り下げてしま...

一人じゃイヤ、ついてきて

〜「中国の植物学者の娘たち」(32)〜

  一人じゃイヤ、ついてきて   新婚旅行に出発です。汽車の窓からリー・ミンが身を乗り出して 送りに来るアンを待っている。アンが来た。 「一緒に来て」夫のタンを振り向き「妹さんも一緒に」 タンはまじまじと妻を見る。 「君は正気か。ハネムーンだぞ」 無理もな...

(踊ろう)

〜「中国の植物学者の娘たち」(31)〜

  (踊ろう)   婚礼の宴。父は娘の手を取りダンスを披露するが、アンの表情は どこか悲しげです。 父とのダンスが終わった。アンはリー・ミンに手を差し伸べ (踊ろう) アンはリー・ミンの顔を覗き込むように、愛しげに抱き寄せて踊る。 傍目にも仲のいい、兄嫁と...

彼女は飲めないから私が

〜「中国の植物学者の娘たち」(30)〜

  彼女は飲めないから私が   婚礼の宴。新郎タンが来賓に謝辞を述べ、乾杯! 杯を掲げた。 アンが兄に「彼女は飲めないから、私が」 そう言って杯を取り、自分の分も合わせ立て続けに2杯。 リー・ミンと兄の固めの杯をさせたくなかったようにも見えます。 中国の「カンペ...

来ると思ったから待っていた

〜「中国の植物学者の娘たち」(29)〜

  来ると思ったから待っていた   植物園に長い橋がかかっている。 アンがいる。リー・ミンが見えた。 「来ると思ったから待っていた」 アンはいつものように、額をリー・ミンのそれにコツン。 二人は橋を渡りかけるが、リー・ミンが意を決したように立ち止まる。 「...

いったいどういうことだ

〜「中国の植物学者の娘たち」(28)〜

  いったいどういうことだ   教授がお茶を淹れてくれと頼む。 アンが運んできたお茶を一口含んだ教授はアンを呼びたてた。 「茶の葉が入っていないぞ」 うつむくアンに「いったいどういうことだ。昼から泣き通しだろ」 アンの悄気ぶりに「どういうことだ」ですませる教授も...

息子の大事な結婚式だ

〜「中国の植物学者の娘たち」(27)〜

  息子の大事な結婚式だ   植物園は結婚式の準備で大わらわ。 「もち米を10キロ、増やせ。息子の大事な結婚式だ」 パパ教授が陣頭指揮だ。 「アン、アン、僕のネクタイは?」兄タンの呼ぶ声がする。 聞こえているがアンは座ったまま涙ぐんでいる。 リー・ミンに兄...

兄と結婚すれば願いは叶うわ

〜「中国の植物学者の娘たち」(26)〜

  兄と結婚すれば願いは叶うわ   求婚されたけど断った、とリー・ミンが言います。 アンはリー・ミンを見つめ 「兄と結婚すれば私たちの願いは叶うわ」 とまどうリー・ミンに 「兄は一介の兵士で士官じゃない。妻子を連れてチベットへは行けない。 兄と結婚すれば崑...