ゲイ映画のキメ台詞

死神の歪んだ手

イミテーション・ゲーム/ エニグマと天才数学者の秘密②〜

  死神の歪んだ手   ブレッチリーでのミッションはエニグマ暗号機の解読。 連合軍がエニグマの解読に成功すれば戦争の終結が早まる。 エニグマ暗号機は細いキーが何本も突き出た、黒い鉄の塊。 すべての奇襲作戦の詳細、極秘の輸送船団、Uボートの情報がエニグマに 入り、暗号化されて出て...

「エニグマ」

イミテーション・ゲーム/ エニグマと天才数学者の秘密①〜

  「エニグマ」   1931年ロンドン。ブレッチリー無線機製造所に一人の青年が訪れる。 紹介書には「数学の天才だと書いてある」 英国海軍デニストン中佐が面接に当たる。 青年はアラン・チューリング27歳。中佐はドイツ語のできないアランに どうやってドイツ語の暗号通信を読み解くの...

本当はなんだったのだろう

〜小さいおうち㉛〜

  本当はなんだったのだろう   タキは何も語らなかった。 「おばあちゃんのあの深い悲しみの原因は、本当はなんだったのだろう」 山田洋次の脚本に一言はさまった「本当は」がミステリアスです。 可愛がってくれた雇い主が死んだという悲しみなら話は単純だ。 わざわざ「本当は」などと言わ...

どうしてもどうしても

〜小さいおうち㉚〜

  どうしてもどうしても   タキの遺品整理している遺族が封をされたままの古い手紙を見つけた。 差出人は「時子」。 「きょうのお昼過ぎ、1時頃にお訪ねくださいませ。 どうしてもどうしてもお会いしたく思います」 このあと時子は夫とともに防空壕で死んだ。 タキは二人を会わせなかっ...

始まったものはいつか終わる

〜小さいおうち㉙〜

  始まったものはいつか終わる   時子の手紙を持ってタキは板倉の下宿に向かいました。 いつまで待っても板倉はこなかった。 「その日からしばらく奥さまは精気を失いました。こうやって坂の上の 小さいおうちの恋愛事件は幕を閉じました」 戦火が激しくなり、タキは故郷に帰ることになった...

どきません

〜小さいおうち㉘〜

  どきません   タキは決めた「奥さま、およしになったほうがよろしゅうございます。 板倉さんとお会いになるのはおよしになったほうが」 「お餞別をお渡しするだけよ」「それなら私が参ります」 時子はタキを押しのけようとする。 「どきません」タキは両手を広げて行く手をふさいだ。 ...

ちょっと出かけるからね

〜小さいおうち㉗〜

  ちょっと出かけるからね   「ちょっと出かけるからね」 そう言って玄関に来きた「奥さまのなさろうとしていることが」 タキには瞬時にわかりました。 「私の頭は混乱しました。私の中にふたりの私がいて、一人は 会わせない方がいい、何が起きるかわからないからいけない。 もう一人は...

もし僕が死ぬとしたら

〜小さいおうち㉖〜

  もし僕が死ぬとしたら   送りに出たタキに板倉は 「もし僕が死ぬとしたら、タキちゃんと奥さんを守るためだからね」 板倉は武闘派ではありませんが、すでに死をも覚悟しています。 女ふたりのために死ぬのだとは、なかなか言えなかった時局です。 彼も一種、勇敢な男だったのではないでし...

あさっての夜には上野を発つ

〜小さいおうち㉕〜

  あさっての夜には上野を発つ   板倉が「あさっての夜には上野を発つ」と挨拶に来ます。 彼の故郷は弘前です。 戦線に出されることは当然考えられる。 しょんぼりとする板倉に「あなたには似合わないわ」と時子。 「僕もそう思うよ」 誰も行きたくて戦争に行く人なんかいない。 誰も...

あなたの前に若い男がいた

〜小さいおうち㉔〜

  あなたの前に若い男がいた   時子包囲網が徐々に狭まっていきます。 酒屋のおじさんの次の目撃者は時子の姉、貞子。 それでなくとも貞子は時子のやることに批判的です。 大震災の後に家を建てるなんて、とか、私立でないといい学校に進学 できないとか、案外のんびりしている時子に、キイ...