Diversity Studies

昨夜、戻ってないな

〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」(3)〜

  昨夜、戻ってないな   気だるそうに朝食のテーブルに来たキャス。 「昨夜、戻ってないな」とパパ。 「残業していたの」 「コーヒーショップは9時閉店だろ」 「棚卸し、していたの」 「月になんべん、棚卸しがあるのよ」とママ。 怒っているふうでも責めて...

睨むな、うせやがれ

〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」(2)〜

  睨むな、うせやがれ   アパートに連れ込んだ男を翻弄し朝の街に出たキャス。 素足、ジャケットを背に、ヒールを片手に歩く。 「朝帰りかよ」卑猥な声をかけた作業員を無言で見つめる。 たじろぎもしない女。 薄気味の悪さに男たちは「睨むな。うせやがれ」 ほうほ...
マイノリティらが一同に会する「みなとダイバーシティフェスティバル2022」

マイノリティらが一同に会する「みなとダイバーシティフェスティバル2022」

東京青年会議所は、2022年6月11日(土)・12日(日)の2日間、TBS赤坂サカス広場、赤坂Bizタワー前、国際新赤坂ビル広場の3カ所で、「みなとダイバーシティフェスティバル2022」を開催します。   「当たり前の一歩先へ」進むお祭り 東京青年会議所が行うみなとダイバーシティフェスティバ...

自分で危険を招いている

〜「プロミッシング・ヤング・ウーマン」(1)〜

  自分で危険を招いている   「プロミッシング・ヤング・ウーマン」は エメラルド・フェネル監督・脚本、キャリー・マリガン主演で アカデミー賞作品、監督、脚本、主演女優賞にノミネート、 脚本賞を受賞しました。 医大に学ぶ優秀な学生ニーナがパーティーでレイプに遭っ...
6月のプライド月間に丸の内でレインボージャックイベント

6月のプライド月間に丸の内でレインボージャックイベント

三菱地所株式会社、農林中央金庫、株式会社日本経済新聞社及び株式会社日経BP等で構成される大丸有SDGs ACT5実行委員会は、大手町・丸の内・有楽町エリア(以下「大丸有エリア」)の「心のバリアフリーが溢れる街づくりの実現」を目指し、さまざまなアクションを展開しています。   大丸有エリアが虹色で華やぐ...

いい方法がある

〜「バードケージ」(40)〜

  いい方法がある   ところが家の前にはキーリー議員の訪問先が おかまクラブのオーナーの家だと知ったマスコミが コメントを取ろうとして、新聞、テレビの取材人が押し寄せていた。なにしろキーリーは、 会長が腹上死した曰く付きの道徳強化協議会の副会長だ。 玄関から1...

家族に加えて頂きたかったの

〜「バードケージ」(39)〜

  家族に加えて頂きたかったの   この話はなかったことに。 「本当に家族に加えて頂きたかったのよ」 しんみりと別れを告げるバーバラ。 若いカップルは親ほどこだわっていなかったのですが、 パパは違う。 「ゲイの夫婦だと? 反道徳的だ。 みなを破滅させ...
「プライドカンファレンス」、「プライドトークライブ」のプログラムが決定

「プライドカンファレンス」、「プライドトークライブ」のプログラムが決定

東京レインボープライド2022(以下TRP2022)のうち、世界的に展開される6月のプライドマンスに合わせて開催される「プライドカンファレンス」と「プライドトークライブ」のプログラムが決定しました。   「つながり」から見えてきた課題に焦点 特定非営利活動法人東京レインボープライドは、4...