Diversity Studies

「SOU!ルーム〜衛澤さんのちょっとええやん」VOL.4

VOL.4 一般書で知るセクシュアルマイノリティ−古典編(1)  雑草を根絶するため恣意的に塩害を起こす小さな庭の神、衛澤ですご機嫌よう。 オニのよーに暑くなって参りました。 日常は充分に水分を取り、空調などで適度に湿温度を調整して、みなさま方におかれましては御身御大切にお願いしますよ。よろこびも愉しみも健康...

食わなきゃ死ぬ

美しき男子〜ギャスパー・ウリエル①〜

食わなきゃ死ぬ天才的精神科医ハンニバル・レクターは、なぜ人を喰うようになったか、彼のカバリズム(人肉食嗜好)から映画は説き起こしていきます。第二次世界大戦の末期、レクター城から退避し、別荘に避難したレクター一家はソ連兵に襲われる。彼らはハンニバルの両親を殺し、幼い兄妹だけが生き残った。雪に閉じ込められ食べるものがなくな...

「撃つときは合法の銃を使え!」

〜夢みたものはひとつの愛/ジョディ・フォスター㉛〜

「撃つときは合法の銃を使え!」え、え〜!マーサー刑事は自分の銃をエリカに渡し、犯人を射殺させ、エリカに犯人の銃を持たせ、自分を撃てというのだ。つまり犯人は刑事を撃ち、刑事は正当防衛で犯人を射殺、エリカは現場にいなかったことにしたわけ。シンプル極まりない解決に毒気をぬかれました。こういうこともありなのね。(「ブレイブ・ワ...

「銃をよこせ」「うるさい!」

〜夢みたものはひとつの愛/ジョディ・フォスター㉚〜

「銃をよこせ」「うるさい!」婚約者を殺した3人組をついに突き止めた。エリカは単身襲撃する。最後の一人になったとき、マーサー刑事が駆けつける。「やめろ、銃をよこせ」「うるさい!」「人を殺す資格はない」「私にはあるわ!」ジョディ・フォスターが野獣のように吠えます。ところが刑事はなんといったか。最後のセリフはまた明日。&nb...

「あげるわ」「ありがとう」

〜夢みたものはひとつの愛/ジョディ・フォスター㉙〜

「あげるわ」「ありがとう」夜、一人で歩いていたエリカを娼婦と思い、呼び止めた男の車に、薬漬けになった若い娘が意識もなく眠っていた。エリカは車から娼婦を連れ出す。怒った男が轢き殺そうと追走してくる。エリカは正面からフロントガラスを木っ端微塵にして男を射殺。救急車を呼んで娼婦を保護する。射殺犯に心当たりはないか。病院に収容...

「襲われて?」「いいえ」

〜夢みたものはひとつの愛/ジョディ・フォスター㉘〜

「人を殺したの」「襲われて?」「いいえ」エリカが深手を負います。傷ついたエリカを、同じアパートの黒人の女性が見とがめる。「どうしたの?」「人を殺したの」「襲われて?」「いいえ」黒人女性はなにも訊かず、エリカを家に入れ、手当してやる。エリカと彼女の信頼関係がよくわかるシーン。血痕をきれいに洗い流し、なにくわぬ顔で女性はエ...

「もう戻れない」

〜夢みたものはひとつの愛/ジョディ・フォスター㉗〜

「もう戻れない。元の自分に、もう戻れない」悲惨な目にあったエリカが、それまでの「健全な市民」をかなぐり捨て、人が変わったように殺人を犯し始める。異常この上ない事態ですが、映画は「超えてはならない一線はあるが、自分の常識や社会のルールを変えなければ、生きていけないような傷を負った人間はどうするか、その一線を超えてしまうこ...

「どうやって立ち直った?」

〜夢みたものはひとつの愛/ジョディ・フォスター㉖〜

「どうやって立ち直った?」マーサー刑事はエリカに訊く。「被害者はほとんど自分のカラに閉じこもるか、酒に溺れるか、子供を虐待するかだ。君は違う。どうやって事件から立ち直った?」エリカ「生まれ変わるの。別人に」もう一人の自分に、ですね。(「ブレイブ・ワン」) ...

「元気?」

〜夢みたものはひとつの愛/ジョディ・フォスター㉕〜

「元気?」エリカは地下鉄で黒人の男2人を射殺する。孫を連れた初老の黒人男性が絡まれ、小銭と時計を奪われた。若者はタブレットを取り上げられ、次の駅で叩き出された。車内はエリカだけになった。男たちは卑猥な言葉で近づき、ナイフで喉や頬を撫で、エリカに触ろうとした途端、声を出すひまもなく撃ち殺される。翌日新聞で事件を知った若者...

3発撃って命中は1発か

〜夢みたものはひとつの愛/ジョディ・フォスター㉔〜

3発撃って命中は1発かコンビニで強盗に遭遇した。男が女店員を射殺、レジから金を奪う。エリカのケータイが鳴り、男はエリカを追いつめる。陳列棚の隙間からエリカは男を射殺する。 現場検証の刑事が「3発撃って命中は1発。射撃が下手か、目が悪いか」相棒のマーサー刑事が言う、「それとも初めて撃ったか」帰宅したエリカは動揺...