食わなきゃ死ぬ!

食わなきゃ死ぬ

天才的精神科医ハンニバル・レクターは、なぜ人を喰うようになったか、彼のカバリズム(人肉食嗜好)から映画は説き起こしていきます。第二次世界大戦の末期、レクター城から退避し、別荘に避難したレクター一家はソ連兵に襲われる。彼らはハンニバルの両親を殺し、幼い兄妹だけが生き残った。

雪に閉じ込められ食べるものがなくなった兵士5人は、ギラギラと目を光らせ、リーダーがうめく。食わなきゃ死ぬ。そして妹を殺し、バラバラにして食べてしまうのです。雪の戸外に引きずられていく妹が振り返り、兄に助けを求めたが、何もできなかった。

ハンニバルは戦火に紛れて逃亡しますが、この時のダメージでものが言えなくなります。

 

(「ハンニバル・ライジング」)