Diversity Studies

君は父親の右腕だった

〜 「愛はステロイド」64

君は父親の右腕だった   殺人現場の後始末でおおわらわのルーをFBIが訪ねる。 死体はソファの陰に押し込んだ。 「君の義兄(JJ)の遺体とともにこれが見つかった」 数枚の写真を見せた。 「お父さんにとって邪魔だった連中が次々姿を消している。 一番最近が君の義兄だ。 ...

恋はしちゃダメだよ

〜 「愛はステロイド」63

恋はしちゃダメだよ   公衆電話からジャッキーは故郷の家に電話する。 妹のヒューイが出た。まだ幼い。 ジャッキーはやさしく話しかける。 「ヒューイ、恋はしちゃダメだよ。つらいからね」 電話がひったくられ、母親が代わった。 「ジャクリーン、二度と電話してこないで!」 ...

なんだよ、これ、クソっ

〜 「愛はステロイド」62

なんだよ、これ、クソっ   ジャッキーは身を翻して逃走した。 ルーの足元にはデイジーの死体。 「なんだよ、これ、クソっ」 狼狽のあまり言葉にならない。 ジャッキーはルーの父親に電話した。 「すんだよ。ルーが一緒にいた」 そのルーは喚き散らしながら、床の血を拭いて...

違うよ、彼女とは、そんな

〜 「愛はステロイド」61

違うよ、彼女とは、そんな   「今から姉を迎えに行く」 まとい着くデイジーを離してルーは部屋に。 背中に血しぶきがかかった。 振り向くとジャッキーが銃を構えて立っていた。 「違うよ、彼女とは、そんな」 ルーはジャッキーの嫉妬だと思った。 でも違う。ジャッキーは目...

ごめんね、ルールー

〜 「愛はステロイド」60

ごめんね、ルールー   ルーは自分を落ち着かせながら 「彼女(ジャッキー)のことがバレたら、 警察にいろいろ聞かれる。怖いのだよ」 「ごめんね、ルールー」 デイジーは困っているルーを助けたくて仕方ない。 「警察には言わないで」 デイジーはルーに頼み事をされて嬉し...

通報しようと思うの

〜 「愛はステロイド」59

通報しようと思うの   デイジーはルーと2人になってご機嫌だ。 ルーは探りを入れる。 「交差点で会ったことは誰かに言った? 警察とか」 「言おうと思っていたの。 通報しようと思うの。筋肉女がJJの車を運転していたって」 「運転していたのは私よ」 「あんたのために...

すんだら電話しろ

〜 「愛はステロイド」58

すんだら電話しろ   「警察が死体を見つけた。事情を聞かれるぞ。 ルーは自分で解決する気だが無理だ」 「ルーは潔白よ」 父親はジャッキーから一部始終を聞いた。 目撃者がいたことも。 自分の家に連れて行き拳銃を目の前に置く。 「すんだら電話しろ。少しは眠れ」 〜...