いずれはここの知事に
モーリスを迎えた豪華な晩餐会。
母親が「この屋敷は息子の財産よ。主人の遺言なの。
息子が結婚したら私は別居するわ。
私はケンブリッジなんかより、この家に戻って
領地や小作人の管理をしてほしいわ。
息子はいずれここの知事よ。
そのためには旅行して、アメリカや植民地を入者は見なければ」
「僕にも同行しろと」
「賛成よ、でもギリシャはダメよ」
クレイヴの結婚、将来は知事、モーリスにとって由々しき事柄です。
母親も教授も、揃って「ギリシャがダメ」とするのは、
同性愛が社会から阻害されていただけではなく、
足を踏み込んではならない禁断の地だったかを思わせます。
〜「モーリス」〜



